藤井整形外科|整形外科疾患

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股関節の痛みや違和感があればご相談ください

股関節の仕組み

股関節 股関節は、「骨盤」と太ももの骨(大腿骨)の「骨頭」で構成されている関節です。

骨盤側はお椀のような形をしていて、そこに球状の骨頭がはまり込んでいるような構造になっています。骨盤のお椀のような形の部分を「寛骨臼」、骨頭を「大腿骨頭」と呼んでいます。
寛骨臼は「臼蓋」とも呼ばれますが、現在では「寛骨臼」と呼ぶように統一されてきています。しかし、今までずっと使われてきた「臼蓋」もまだ併用しているのが現状です。

股関節は、上半身と下半身の中間地点あたりに位置しており、人の体でも重要な関節です。

股関節

上記のようなお椀の形に球状の骨がハマり込んだ構造によって、足を開いたり曲げたり、あぐらをかいたりなどの複雑な動きを可能にしています。

しかし、骨だけで構成されていれば外から何らかの衝撃が加わったときや動かしすぎた時、外れてしまう危険性が高いです。それを防ぐために靭帯や筋肉によって構造を強化し、関節の安定性を保っています。
また、衝撃を和らげ負担を減らすような仕組みもあります。例えばコンクリ―ト同士がぶつかり続ければ、みるみるうちに欠けてしまいます。しかしゴムボール同士がぶつかっても、何回も何回もぶつけ続けなければすり減りません。

骨頭や寛骨臼の表面部分は「軟骨」で作られています。軟骨は文字通り、弾力性がある骨なので、衝撃を吸収して股関節への負担を減らしてくれているのです。

年齢を重ねると「軟骨がすり減る」とよく聞きます。弾力性があっても、やはり長年、軟骨同士が衝突すると少しずつ擦り減ります。
そのため年齢を重ね軟骨が擦り減ったことで、軟骨の下の骨同士がぶつかるようになり、痛みを生じることもあります。

股関節の代表的な疾患

変形性股関節症 さまざまな原因によって股関節の構造が変形する疾患
大腿骨頸部骨折 大腿骨頭の下にある骨の「頸」に当たる部分が折れる疾患
大腿骨頭壊死症 大腿骨頭に血液が流れなくなり、大腿骨頭の細胞が死んでしまう疾患
関節リウマチ 免疫の異常が起こり、関節の腫れや痛み、変形などを起こす疾患
などがあります。

股関節で上記のような異常が起こると、正常な動きができなくなるため、日常生活に大きな支障を与えてしまいます。

特に高齢者は転倒しやすく、長年、股関節を駆使することによって軟骨がすり減ったり筋肉がよわくなったりするため異常が起こりやすい状態にあります。

股関節の一般的な検査

疾患の治療を行う前に、原因を明らかにしなければ治療は難しいです。

股関節の一般的な治療

原因はさまざまなため、一概に述べることはできませんが、良く行われている治療は「人工股関節置換術」です。
つまり人工的に作られた股関節に入れ替える治療になります。例えば、「変形性股関節症」で股関節が変形し、あまりにも痛みがひどい場合は、人工股関節に入れ替えることで、痛みを無くし、元の正常な動きに近づけることができます。
しかし突然、体に人工股関節が入っていきなり立ったり歩いたりできるでしょうか。
手術後で痛みがある上、感覚も異なるので難しいです。

股関節の疾患について、手術療法で治ることは確かなのですが、手術をしない保存療法で回避できた方も見受けられます。
保存療法には、薬物療法、理学療法、運動療法などが含まれます。
保存療法

自宅でもできるリハビリのご紹介

自宅でできるリハビリ

  1. 仰向けに寝る。
  2. お尻を5秒かけて上げる。
  3. お尻を5秒かけて下げる。
運動の手順は、上記3つだけになります。
お尻の筋肉を中心としたトレーニングや足、股関節、背中のなめらかな動きの練習にもなり、仰向けで行うので転倒などの危険性もありません。
<注意点>
・頭〜肩にかけての後ろ側で押したり、腰を使ったりしてお尻を上げない。
・お尻を上げすぎない。

股関節に違和感があれば、早めにご相談ください

股関節

股関節で異常が起こると、上半身の体重を支えきれなくなり、姿勢などにも大きく影響を及ぼし、他の身体部位に負担をかけることにも繋がります。

専門医や理学療法士や柔道整復師の指示に従うことが一番大切です。

患者様の身体を一番知っているのは、担当している専門医やリハビリを担当している理学療法士・柔道整復師になります。

身体の状態を把握した上で指導や指示を行っているので、しっかり聞いて焦らず治療していくことが大切です。

股関節の痛み

股関節のレントゲン